素材について


茶葉

チャイや紅茶に使う茶葉は、産地や季節の特徴がよく現れた「旬の紅茶」を使っています

輸入者および販売者名は『t-break』ですが、運営はchai break と同一です。『t-break』はレストランやパティスリーなど業務用の卸や通販を中心に展開。毎年茶園に足を運び、生産者とコンタクトを取りながら、産地ごとのトップクオリティを厳選して輸入しています。

スパイス

紅茶の生産国、インドとスリランカはスパイスの宝庫でもあります。茶葉の仕入の際に、スパイスマーケットに出向いてスパイスを選りすぐり、質のよいものだけをホールのまま輸入しています。

輸入したスパイスはアルミ袋に真空パックして保存。お店で使う際には、風味を損なわないよう少量ずつ製粉して使っています。製粉機にかける前にスタッフの手で一つ一つ細かく砕き、製粉した後、パウダーとして使うものは目の細かな茶漉しでふるいにかけます。『オリジナルチャイ』に使うマサラスパイスもお店で独自に調合したものです。

農産物

三鷹・武蔵野地域では、今でも都市型農業を営んでいる農家の方々が多くいらっしゃいます。そこでは年間を通して様々な品目が生産されています。チャイブレイクではフードやスイーツで使う野菜やくだものなどの農産物は、この三鷹・武蔵野地域で作られたものを中心に使っています。

すべての農産物を地元だけでまかなうのは難しいのですが、地元で作られているものは地元のものを使い、旬が過ぎたらメニューを入れ替える――それが自然な姿だと考えています。様々な流通経路を経由して、店頭に並んだときに熟すように計算されたものよりも、きちんと畑で熟してから、朝に収穫した新鮮なものをご提供したいと考えています。

何よりも新鮮であること。今、まさに旬のものが味わえること。そして生産者の顔が見えること。これが地元の農産物を使う主な理由です。

また武蔵野市の水道水は80%近くが深井戸から汲み上げた地下水です。こうした都市型農業を守ることがこの地域の景観や環境を守ることに繋がり、地域の水資源を守ることに繋がると考えています。これも紅茶屋にとっては、とても大切なことです。

卵は三鷹の鶏卵農家、吉野隆行さんの新鮮な赤玉卵を使っています。吉野さんは全ての鶏を平飼いで飼育しているこだわりの生産者です。

以前は他の鶏卵業者を利用していましたが、吉野さんにお願いしてから、当然のことながら鮮度が抜群によくなりました。今では週に2回、健康な鶏から産まれた新鮮な採りたての卵を届けていただいています。

牛乳

チャイブレイクをオープンするにあたり、チャイの試作には30種類以上の牛乳を飲み比べました。脂肪分の違い、殺菌方法の違い、クリームを加えた加工乳から成分調整牛乳、そして産地の違い、メーカーの違い。

そんな中から選んだのは、低温殺菌牛乳の先駆けとしても知られる群馬の東毛酪農の牛乳です。チャイには他のメーカーにはない独特の甘みを感じるUHT(超高温瞬間殺菌)の牛乳を、そしてポットサービスのミルクティーには、紅茶の風味を損なわないようノンホモ/低温殺菌の牛乳と、2種類の牛乳を使い分けています。